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renovation

古民家リノベーション

Reform/renovati

古民家のリフォーム・リノベーションとは

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日本独自の住まいの良さや伝統を残した古民家を最新の技術でリノベーションする古民家が近年注目を集めています。
古民家の持つ風合いを感じながら快適に過ごしたいという考えや、先代から想いを受け継ぎ残していきたいという考えのもと、古民家にしかない魅力で変化していきます。
現代の家にはない、趣や雰囲気があります。そういった古民家ならではの佇まいを活かしながら、住まう人が暮らしやすい家に作り直すことが古民家リノベーションです。
様々な古民家のリノベーションに携わってきましたが、新築にはない、古民家独特の味を活かした施工になります。
古民家ならではの素材を活かし、調和する自然素材で心地よい空間をご提案します。

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古民家の魅力

古民家ではもともと使われている材料は現代の建材には無い良い素材を活かし、そのままでも、形を変えての再利用もご提案することが出来ます。
柱や梁などの材料には何百年の樹齢年数を重ねたヒノキやケヤキが使われており、
これらの材種は100年後を過ぎた頃から強度を増しさらに再利用することで資源保護にもつながります。
古材だからこそのデザイン性は古民家の魅力であるとも言えます。
古民家ならではのもともとの素材を活かし、調和する自然素材で心地よい空間をご提案します。

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Usage/diy

古材の利用・DIY

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古材を利用する事のメリット

古い古材だからといって、もう使える木材とは限りません。
①新しい家よりも強度がある
②新しい家の雰囲気に思い出のある雰囲気と古材ならではの重圧感や落ち着きある風合いを加えられる。
③古材を利用する事で環境に優しい建築ができる

逆にデメリットはあるの?

メリットだけでは無くデメリットも少なからずあります。
①計画通りに古材が揃わないことや、場合によっては古材に併せて新しい木材を加工する必要が生じるため費用が増える。
②解体場所から作業場所や保管場所などへの運搬や保管が必要となり、そのための手間や費用が必要になってくる。
③解体では手作業で行う部分が多くなることから、再利用に必要とする木材の量によっては解体費用が高くなる場合がある。

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利用できる古材と出来ない古材の見極め

①古い木材の強度、大急性などに問題は無いか。
②それぞれの木材にひび割れや反り歪み、経年劣化による損傷などないか確認が必要です。
③利用目的に合わせた長さ、幅、厚さのサイズが確保出来ているか。

古材を利用するには様々な確認ポイントがあります。

このような点をしっかり見極め、古材を選ぶ必要があります。
また、本来使う予定だった、古材が使えない場合でも様々なDIYで有効活用することもできます。
店舗用の看板や、カフェ風の靴箱など用途は様々です。
古材の再利用する際に色々と考えるのも楽しみの1つかもしれません。
個人のお客様、法人様でもお考えの方は是非一度ご相談ください。

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Construction flow

施工の流れ

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STEP01 計画

打ち合わせ・プランのご提案

現在のご家族の暮らしぶりやご要望をお聞きし、将来像も踏まえて再生後のイメージを膨らませていきます。これをもとに間取りなどの基本的なプランをたてます。

現地調査・建物実測

現地での本格的な調査を開始。
建物の傷み具合を詳しく診断し、各所の寸法を測りながら写真に収めていきます。
古民家調査のポイント
①不同沈下(長年の荷重で各柱が異なる深さで沈み込んでしまうことによる建物の歪み、床の傾き、建具の開閉の不具合など)
②雨漏り
③柱や土台への白蟻の被害
④建具や敷居などのすり減り具合
⑤床組の劣化具合

基本設計

再利用できる部材を基本とした立面・平面など詳細な設計図を作成。再生後のイメージが具体化された後、ご家族の同意の上で設計契約を交わします。

設備関係の選定

新たに設置する資材・設備を選定
キッチン・バス・トイレといった水回りの設備をはじめ、扉や・照明、床材などを1つ1つ決めていきます。

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STEP02 解体工事

通常、現地再生は「半導体」のみ。構造材・外壁・屋根下地を残し、諸設備・建具・屋根・組材・床材など、建物の大半を撤去していきます。

古材の保管

解体した上で、部材が再利用できるかどうかを最終検討。使えるものは水洗いでススを除去し、乾燥させます。

嵩上げ

基礎工事を行うため、骨組みだけになった建物全体をジャッキで持ち上げます。

基礎工事

古民家に多い不同沈下や土台から傷んだものは基礎から再生します。
目に見えない部分ですが、基礎となる重要な工事となります。

再生工事

建物を再び土台におろし、取り外した建具や建材などを組み込んで再生工事を行います。
伝統の手仕事と現代の技術、それぞれの良さを融合させ職人たちが技をふるいます。
①木工事
古材は一本一本に個性があり、これを活かすように組み上げていきます。
②壁工事
漆喰仕上げなどの壁工事は、左官職人の腕の見せどころ。
③建具工事
手製の造作家具にも、古い建具を活かすことで独特な雰囲気を出します。
④塗装工事
古材の一番よい色を基準に色を選定し、新たに加えた建材部分を塗装していく。
⑤設備工事
水回り、冷暖房、照明など必要な設備を施せば、いよいよ仕上がりが見えてきます。

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STEP03 新生活へ

最終検査・お引渡し

全ての工事・検査が完了して、最後に現場の確認をお願いいたします。
設備等の説明に関しましても併せて行います。

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